移植①②③は自然周期、
移植④はホルモン補充周期にて。
自然周期でもホルモン補充周期でも
移植日の流れはほぼ同じでした。
この記事では、
- 移植日の流れは?
- 移植は痛いのか?麻酔は?
- お金はいくら持っていけばいいのか。
私の体験を元に紹介していきます。
移植日の流れ
受付後すぐに名前を呼ばれ、
- 今すぐトイレを済ませるように。
- 処置が終了するまでトイレには
行かないように。
指示を受けます。
移植時に尿を溜めておくことで、
子宮のカーブが緩やかになるため、
子宮が見やすくなり、
移植のカテーテルが入りやすくなり、
さらに移植をする場所も見やすくなる
そうです。
移植時の尿溜めには意味がある!
しっかり溜めておきましょう!
移植日の流れは、
- 血中プロゲステロン濃度測定
- 移植後の生活指導とお薬処方
- 手術室へ移動
- 移植前のお薬注射
- 培養師さんから受精卵の説明
- 凍結融解胚盤胞移植
- 処置後の体勢のまま15分休憩
- うつ伏せで30分休憩
①血中プロゲステロン濃度測定
自然周期移植のみ実施。
採血にてプロゲステロンが正常に分泌されて
いるかを確認します。
プロゲステロンは妊娠を成立、維持させる
移植において一番大事なホルモンです。
黄体機能不全の私は移植日の
プロゲステロンが低く何度も
再検査になりました。
低くても移植はできます。
そのぶん移植後のプロゲステロン
製剤を手厚く対策してくれます。
でも私は自然周期は全敗でした。
ホルモン補充周期では、プロゲステロンは薬
(ルトラール)で完全に補っているので分泌量を確認する必要はありません。
自然周期とホルモン補充周期の違いについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
②移植後の生活指導とお薬処方
その後、診察室で移植の可否が告げられます。
プロゲステロン濃度が
異常に高くても低くても、
移植中止にはなりませんでした。
移植後の診察はなく直帰なので、
- 移植後の生活
- 移植後のお薬の説明
- 移植後の通院スケジュール
をこの場で説明を受けました。
移植後の生活について
移植後も基本普段どおりの生活で問題なし。
- 精神的にリラックスした生活で
安静にする。 - 運動は控える。
激しい運動は行わない。 - 自転車は簡単に行ける範囲のみ。
- 長風呂、サウナは厳禁。
と書かれた紙を渡されました。
移植の次の日は特に安静に!
移植後の性器出血(2〜3日目胚移植後9〜10日以降、胚盤胞移植後6日以降)は、
着床後の切迫流産の可能性がかなり高いので、必ず医師に報告し指示を受けるように書かれていました。
事前の注意事項だとしても怖い。
移植後のお薬について
自然周期移植のみ、
移植後開始の薬があります。
全部で4種類。
- プロゲステロン筋注25mg×1日分
- プラノバール:1日1回11日分
- ルテウム膣坐剤:1日1回11日分
すべてプロゲステロンを補充するための薬。
判定日までの10日間、妊娠の成立・維持に重要なプロゲステロンを補充し続けます。
- プレマリン:1日1回11日分
プレマリンはエストロゲン製剤。
薬でエストロゲンを補充することで、
卵巣を休ませます。
私はゴナピュールでの排卵誘発が
多かったので処方。
人によっては必要ないかも?
ホルモン補充周期では、
移植後開始の薬はありません。
ホルモン補充周期で使用する薬は、
移植周期開始時から継続している
エストラーナテープとルトラールのみです。
移植後は、ルトラール1→2錠に増量。
移植後の通院スケジュールについて
判定日は11日後。
判定日を含め移植後の通院予約を
この場ですべて取ります。
自然周期は、移植2、4、7、11日後の全4回。
ホルモン補充周期は、移植4、7、11日後の
全3回。
自然周期では、
毎回プロゲステロンを注射で
補充します。
通院が多いのはそのためです。
③手術室へ移動
診察後は手術室に案内されました。
手術着には着替えず、下の服だけ外して
処置台に登ります。
④移植前のお薬注射
まずは移植前の薬をお尻に注射。
- プロゲステロン筋注25mg
(自然周期のみ) - リンデロン
- ブスコパン
プロゲステロンは妊娠の成立、維持。
リンデロンは抗炎症、感染予防。
ブスコパンは胃腸けいれんを抑えて
着床を促す目的です。
副作用としてブスコパンは少し目がかすむかもと説明を受けました。
注射後の短時間ですが、
目のかすみがありました。
スマホの文字が二重に見えたり。
⑤培養師さんから受精卵の説明
次に培養師さんが来て本人確認、
移植する受精卵のグレード、個数について
報告してくれました。
「5AB、Eeva1の胚盤胞、1個」
「Eeva1の廃盤、2個」など。
⑥凍結融解胚盤胞移植
手術台で待機していると主治医が来て、
ついに移植です。
膣内を消毒。
主治医と培養師、移植間違いがないように何度も確認し合い、受精卵が注入されます。
5分ほどで終了。
痛くないです。
採卵と違い麻酔はなし。
⑦処置後の体勢のまま15分休憩
移植後は15分休憩。
手術台の上で足を広げたままの体勢です。
看護師さんがキッチンタイマーで時間の管理をしてくれます。
⑧うつ伏せで30分休憩
15分経ったら体勢を変えて30分休憩。
今度はうつ伏せです。
体勢はゆっくり変えるよう指示されます。
寝やすいよう頭元にクッションを
用意してくれました。
30分経ったら終了。
服を着て支度をしてお会計。
普通に歩いて帰れます。
自然周期:57340円【自費】
ホルモン補充周期:81280円【自費】
まとめ
- 移植日の流れは、
- 血中プロゲステロン濃度測定
- 移植後の生活指導とお薬処方
- 手術室へ移動
- 移植前のお薬注射
- 培養師さんから受精卵の説明
- 凍結融解胚盤胞移植
- 処置後の体勢のまま15分休憩
- うつ伏せで30分休憩
- 移植自体は5分くらいですぐ終わる。
麻酔はなし。痛くない。 - お会計は、
自然周期:57340円【自費】
ホルモン補充周期:81280円【自費】 - 移植日における自然周期と
ホルモン補充周期の違いは、
プロゲステロン濃度測定と
プロゲステロン製剤注射の有無のみ。
待ちに待った妊娠への挑戦。
卵ちゃんがお腹に帰ってくる嬉しさ。
着床してほしい、妊娠してほしい。
もしダメだったらどうしよう。
期待と不安。
どちらかといえば不安。
不妊治療は、妊娠は、努力が一切通じない。
期待でも不安でも、
精神論で結果は変わらない。
だったら期待100%でのぞんでやる!
お腹の卵ちゃんを信じるんだ!
って意気込んでみたものの、
実際は不安の方が大きくて。
気持ちで負けない!の方が印象いいけど、
無理にポジティブ演じるのは疲れちゃう。
精神論で結果が変わらないなら
無理しなくてよくない?
どこまでも自分を甘やかしていくスタイル。
だってもう充分がんばってる。
↓不妊治療ブログまとめページ
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