通院開始から月経2周期目。
不妊治療専門クリニック
セントウィメンズクリニック、
4、5〜7回目の通院の記録です。
今回は『ホルモン検査』と『排卵誘発剤注射』
男性不妊の精密検査の結果待ちで
今周期はタイミングのみ。
実質スキップです。
- ホルモン検査はどんな検査?
- 排卵誘発剤注射はなぜ打つの?
- お金はいくらかかったのか。
私の実体験を元に説明していきます!
↓私が通っているクリニック
ホルモン分泌が正常か調べる検査
4回目の通院は黄体期のホルモン検査。
黄体期は排卵してから生理が来るまでの期間。
黄体ホルモンである
プロゲステロンの数値が正常かを調べます。
プロゲステロンは
卵巣ではたらく女性ホルモン。
- 高温期の基礎体温を上げる
- 子宮内膜を
着床に適した状態に整える - 着床(妊娠)後は妊娠を継続させる
はたらきをしています。
プロゲステロンが正常値よりも低い場合、
黄体機能不全という不妊の要因になりえます。
子宮内膜の形成が悪くなり、受精卵が着床
しにくくなるからです。
また仮に着床できたとしても、
妊娠を維持させるプロゲステロンが少ないと、
流産しやすくなってしまいます。
プロゲステロン値を調べることは
不妊の要因を調べるためにとても重要です。
ホルモン検査は血液検査なので、採血のみで
すぐ終わります。
採血を受けるまでに3時間待った
ことの方がきつかったです!
採血のみで診察はなかったにも関わらず
診察料はきっちり取られました。
検査の結果、
プロゲステロンは基準値より
少し低め。
男性不妊だけではなく、私側にも問題がある
可能性はかなりショックでした。
卵胞を育てる排卵誘発剤注射
5回目の通院は、生理開始13日目の指定。
男性不妊の精密検査の結果待ちで、
今周期はタイミングのみ。
そのため超音波検査で卵胞チェック。
多嚢胞性卵巣症候群で
生理周期が長めの私は、
生理周期を短くまとめるため
排卵誘発剤のクロミッドを服用中。
しかし、
卵胞が思ったように育ってなかったようです。
(クロミッドを使っても排卵に時間がかかる
ことは経験的に知っていたので、13日目じゃ
育ってなくて当然だと思っています。)
そのため卵子を早く育てるため、
排卵誘発剤注射を打つことになりました。
ゴナドトロピン療法(HMG/FSH-HCG療法)
排卵誘発剤注射は受診日を含め、
1日おきに3日間。
- 1日目(通院5回目)は、FSH注射
(FSH>LH) - 2日目(通院6回目)は、HMG注射
(LH>FSH) - 3日目(通院7回目)は、HMG注射
(LH>FSH)
ゴナドトロピン療法(HMG/FSH-HCG療法)
による排卵誘発です。
排卵はFSH(卵胞刺激ホルモン)と
LH(黄体形成ホルモン)により起こります。
卵胞を育てる段階ではFSHの方が多め、
排卵が近づいてくるとLHが多めになり、
LHが急激に増えること(LHサージ)
で排卵が起こります。
ゴナドトロピン療法はこの排卵時のホルモン
挙動を、ホルモン注射で人工的に作り出すこと
で排卵をうながします。
注射はなんとお尻です!
パンツを少し下ろしてベッドにうつぶせに
なった状態で打たれます。
位置はお尻のくぼみの上あたり。
お肉をつままれて注射されます。
お尻だからか痛みはあまり気になりません
でした。
薬液を注入されるときの痛みが
少し気になるかな?
この排卵誘発剤注射もすべて保険適用でした。
6回目:710円
7回目:860円
合計:4360円【保険適用】
男性不妊が原因の私たち夫婦
にとってタイミング療法は
実質スキップ。
正直注射必要だったか?
と疑問に感じています。
男性不妊の精密検査の結果に
よっては、この周期から人工授精
できるように育てたのかな?
まとめ
- ホルモン検査は血液検査で
女性ホルモンが正常かを調べる検査。 - 排卵誘発剤注射は生理周期が長く
卵胞が育ちにくい場合に使用される。 - どちらも保険適用!
ホルモン検査は1520円
排卵誘発剤注射は全3回、
合計4360円
男性不妊の精密検査の結果待ちだから
仕方ないとはいえ、私たち夫婦には
意味のないタイミング療法で今回の周期を
消費されてしまったのは正直辛いです。
見送り周期なのにお尻に注射してまで排卵を
整える必要性はあったのか。
時間はかかってもクロミッドだけで排卵は
できるのに。と疑問は残ります。
次回はついに男性不妊の精密検査の結果
が出ます。現実と直面するのが怖いです。
どうかどうか妊娠可能な精子が存在していて、
無事に体外受精に移行できますように。
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