![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/D5108542-19D1-4C63-917B-FB7FA3797F6A.png)
妊娠中に「風疹」にかかると、
赤ちゃんに障害が出ることがわかっています。
そんな風疹を予防するため、
事前に予防接種を受けておきたいもの。
今回は、
妊活を始める前に知りたい風疹の知識と
私の体験談を書いていきます。
妊活と風疹の関係は?
そもそも風疹とは?
風疹は風疹ウイルスによる感染症。
風邪やインフルエンザのように
人から人へうつっていきます。
症状は、
- 関節痛によるだるさ
- 顔まわりから全身に広がる発疹
と比較的軽いです。
子どもは軽いまま治ることが多いですが、
大人は高熱が出たり、発疹、関節痛が長引く
こともあります。
比較的軽い症状しかでない風疹が
なぜこんなに警戒されてるのか。
それは妊娠16週間以前の妊婦が感染すると、
生まれてくる赤ちゃんに先天的な障害がでる
ことがわかっているからです。
赤ちゃんにどんな障害がでるの?
妊娠16週間以前(特に初めの8〜10週間)
の妊婦が風疹にかかると、
- 流産、死産
仮に生まれても、
- 目が見えにくい(白内障、網膜損傷)
- 耳が聞こえにくい(難聴)
- 脳の発達障害(小頭症)
- 心臓の異常
など障害が残ることがあります。
これを先天性風疹症候群と言います。
(参考:MSDマニュアル)
![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/4D56EE59-D1CF-4EA1-94AC-3C38E9A238F1.png)
とてもこわいですよね
予防接種後2ヶ月は避妊が必要!
こわい風疹ですが、
ワクチンで予防できます!
妊娠を希望する夫婦は、
女性はもちろん男性も必ず予防接種を
受けましょう。
ひとつ注意点。
それは、
風疹の予防接種後2ヶ月間
避妊が必要なこと!
接種をしたのが女性でも男性でも、
2ヶ月間は妊活できません!
風疹ワクチンは生ワクチン。
弱毒化された風疹ウイルスが入っています。
弱ったウイルスをあえて体に入れることで
やっつけ方を覚えさせます。
これが免疫をつける仕組みです。
つまり
予防接種で体に入れた風疹ウイルスが
直接赤ちゃんに感染する可能性があります。
それを防ぐための2ヶ月避妊です。
妊活開始予定日の最低2ヶ月前には
風疹の予防接種を済ませておきましょう!
![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/D5108542-19D1-4C63-917B-FB7FA3797F6A.png)
妊活は年齢との勝負。
足止めをくわないためにも
早めの接種がオススメです!
風疹抗体検査と予防接種にかかったお金
では実際、
風疹の予防接種はどうやって受けるのか、
どのくらいお金がかかるのか。
不妊治療は保険適用となりましたが、
妊娠・出産関係は基本自費です。
とはいえ
一部助成制度を利用できる場合もあるので、
私の実体験を交えて紹介します。
風疹抗体検査で免疫チェック
風疹の予防接種を受ける前に、
自分が風疹に対して免疫を持っているか
調べます。
というのも23年現在、
20代〜40代前半の妊娠世代の女性は
幼少期や学生時代のどこかのタイミングで
公的に風疹ワクチンを受ける機会があった
からです。
一度でも予防接種を受けたことがあれば、
免疫を持っている可能性があります。
すでに免疫を持っていれば
改めて予防接種を受ける必要はありません。
私の場合、
幼少期と大学入学時の2回受けており、
確認の目的で風疹抗体検査のみを受けました。
![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/C15E44E0-696A-4385-8219-21BFD0EC9550.png)
私は免疫ありました!
男性は無料で接種できることも!
一方、妊娠世代の男性の中には
これまで一度も風疹の予防接種を受ける機会が
なかった人がいます。
公的接種の機会を与えられなかった世代や
機会はあったが親が見過ごしてしまったケース
です。
そういった人たちのために、国や自治体では
風疹抗体検査、予防接種に対して助成制度を
用意しています。
たとえば
公的に接種機会を与えられなかった
昭和36〜53年度生まれ(45〜62歳)の男性
は無料で受けることができます。
うっかり受けてこなかった人に対しても
風疹抗体検査が無料で受けられたり、
自治体によっては予防接種自体も無料で
受けられる場合があります。
助成制度については
『お住まいの都道府県 風疹』
でググってみてくださいね!
私たち夫婦の場合
ちなみに私の旦那さんは、
公的機会はあったけど
うっかり接種してなかった人。
さいたま市の助成制度で風疹抗体検査は無料。
結果もちろん免疫はなく、
自費で予防接種を受けました。
予防接種:10000円【自費】
![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/D5108542-19D1-4C63-917B-FB7FA3797F6A.png)
予防接種は3000〜5000円ほど
助成金が出る自治体が多いよ。
どこで受けられるの?
風疹抗体検査・予防接種は
対象の病院やクリニックで受けられます。
お住まいの市町村のホームページで
実施医療機関の一覧を見ることができるので、
その中から好きな病院を選びましょう。
私は家からのアクセス、施設の新しさを基準に
パンジー皮膚科クリニックを選びました。
パンジー皮膚科クリニック
浦和駅より徒歩3分アクセス良好。
- 女性の先生。
- 施設が綺麗で新しい!
- 小さい子どもが多いので待ち時間は長め。
![なおんご](https://naongo-home.com/wp-content/uploads/2021/02/C15E44E0-696A-4385-8219-21BFD0EC9550.png)
通い続けるわけじゃないので、
家の近くでサクッと受けましょう!
まとめ
合計14000円【自費】
風疹抗体検査 | 4000円 |
予防接種 | 10000円 |
自治体によって
ガッツリ助成してもらえるので、
もっと負担が少なく済むかもしれません。
赤ちゃんに障害が出るのは、
お母さんお父さんになりたい夫婦にとって
一番避けたい事態。
妊活を始める予定日の最低2ヶ月前には
必ず風疹の予防接種を受けておきましょう。
たとえ今すぐ妊活する予定じゃなくても、
この知識は必ずあなたと家族を守って
くれます!
↓不妊治療ブログまとめページ
(ほしい情報に飛べるよ!)
コメント